この記事の使い方
- まず、下の6つの困りごとのうち、自分の店に当てはまる物に印を付ける
- 印の付いた困りごとに強い持ち方を、比べ表で選ぶ
- 1つに決めなくてよい。見慣れた品はいつも通り、迷った品だけ外に出す
まず、自分の店の困りごとに印を付ける
目利きと売り先の持ち方は、店の困りごとで選びます。
当てはまる物に印を付けてください。
- 本部査定・LINE査定の返事が遅い返事を待つ間、お客様が店内で待っている。スタッフが奥に下がったまま出てこない。
- 専門外の品は断っている楽器・スマホ・時計など、見慣れない品は「うちでは扱っていません」と言っている。
- 怖くて安く言っている偽物を1本買えば利益が飛ぶので、高額品は安めに言う。その結果、売ってもらえない。
- 売り先が1つしかない本部か、知り合いの業者1社だけ。その相手が混むと、店も止まる。
- 減額や返品で揉めたことがある「この値段で買う」と言われた後に、品が届いてから値段が下がった。
- スタッフで判断がぶれる見られる人がいる日といない日で、値段や断り方が変わる。
印が1つでもあれば、下の比べ表でその困りごとに強い持ち方が分かります。

返事が遅いのが一番困ってる…

迷った品だけ、別の先にも聞ける形があります
目利きと売り先の持ち方6種類の比べ表
他社の名前は出さず、種類で比べています。
料金や扱う品は会社ごとに違うので、使う前に各社に確かめてください(2026年10月時点の各社の公開情報をもとにしています)。
| 比べる項目 | FC本部の査定 | 遠隔の真贋サポート(服・時計に強い所) | 遠隔の真贋サポート(多商材) | AI・画像の鑑定 | 業者オークション | 査定お任せくん |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 見立て(真贋) | ○ 本部の基準 | ○ | ○ | ○ 判定だけ | × 自分で見る | ○ 当社の基準で基準内・基準外(保証はしない) |
| 値段まで出る | ○ | ○ | ○ | × | 落札しだい | ○ 専門業者が値段を付ける |
| そのまま売れる | ○ 本部へ | ○ サポートの会社へ | ○ サポートの会社へ | × 売り先は自分で | ○ 自分で出品する | ○ 値段を付けた専門業者へ |
| 扱う商材 | 広い | 服・時計など限られる | 10前後の商材 | 対応するブランドと品目だけ | 広い | 専門業者がいる商材から順に |
| 費用の形 | 加盟金と毎月のロイヤリティ | 月額の定額 | 商材ごとの月額・契約期間がある所も | 1点ごと・月額など | 会費と成約の手数料 | 1店ごとの月額(成約の手数料なし) |
| 加盟・契約 | 加盟が要る | 加盟は要らない | 加盟は要らない | 加盟は要らない | 会員の登録が要る | 加盟は要らない |
| 速さの決まり方 | 本部の混み具合しだい | サポートの会社の体制しだい | 商材と体制しだい | 仕組みしだい | 開催日を待つ | 専門業者の営業時間と品しだい |
表の見方は1つです。
「見立て」「値段」「売り先」の3つが1か所でそろうかを見ます。
3つがそろうと、迷った品をその日に動かせます。
困りごとから見る強い持ち方
| 印を付けた困りごと | 強い持ち方 | 気をつける所 |
|---|---|---|
| 返事が遅い | 聞く先を2つ持つ(本部+もう1つ) | 本部以外に売ってよい契約か、先に確かめる |
| 専門外を断る | 商材ごとに強い先を持つ | その商材を扱う先がいるかを確かめる |
| 怖くて安く言う | 見立てと値段が一緒に届く形 | 見立ては保証ではない。店の基準で決める |
| 売り先が1つ | 値段を付けた先にそのまま売れる形 | 送る時の決まり(期限・送料)を確かめる |
| 減額で揉める | 悪い所を最初から写真で見せる | 減額の決まりを、使う前に読む |
| 判断がぶれる | 見立ての理由(確かめた所)が届く形 | 店の確認表に、見る所を書き足していく |
店の状態から選ぶ4つの質問
上から順に答えると、合う持ち方が決まります。
- FCに加盟している?はい→2へ。いいえ→3へ。
- 本部以外に売ってよい契約?はい→本部はそのまま、迷った品だけ併用(本部査定が遅い時・専門外の時)。いいえ→本部の決まりの中で、写真の撮り方と伝え方をそろえる。
- その品を見られる人が店にいる?はい→見慣れた品は自社で。迷う品だけ外へ。いいえ→4へ。
- 売り先は決まっている?はい→判定だけのサービスでも足りる。いいえ→見立てと値段と売り先が1か所でそろう形が合う。

1つに決めず、迷った品だけ外に出すのが続けやすい形です
本部と併用する時の決めごとのチェック表
併用を始める前に、店の中で決めておくことです。
全部に印が付いたら始められます。
- 契約を確かめた本部以外に売ってよいか、FCの契約書と本部の決まりを読んだ。
- 併用する品の基準を決めた例:本部の返事が一定の時間を過ぎた品・専門外の商材・付属品がなく迷う品。
- 誰が送るかを決めた店長だけか、スタッフ全員か。送った人の名前を残す。
- 写真の撮り方をそろえた全体から細部へ。悪い所も撮る(撮り方のチェック表を使う)。
- お客様への伝え方を決めた返事が来るまで値段を言わない。待つ間の声かけを決める。
- 買えない時の言い方を決めた偽物と言わず「当社の査定基準で基準外」と伝える。
- 記録の残し方を決めた写真・結果・本人確認・取引の日時をまとめて残す(古物営業法 第16条・一部の取引を除く)。
- 不正品の疑いの時の動きを決めた疑いがある時は、直ちに警察官に申告する決まり(古物営業法 第15条第3項)。管轄の警察署に前もって確かめておく。
問い合わせる時に聞くこと
どの種類を選ぶ時も、次の4つを聞くと、使った後に困りません。
- 扱う商材とブランド自分の店に来る品が、対応しているか。
- 返ってくる物判定だけか、値段まで出るか、そのまま売れるか。
- 費用の形と期間月額か1点ごとか。契約の期間と、やめる時の決まり。
- 減額と返品の決まり品が届いてから値段が変わるのは、どんな時か。
査定お任せくんは、表の右の列の形です。
迷った品の写真を送ると、その商材に強い専門業者が、当社の基準での見立てと値段を返します。
売ると決めたら、そのまま専門業者に送れます。
いまは先行登録の受付中で、専門業者がそろった商材から順番にご案内しています。
よくある質問
この記事は誰向けですか?
古物商の許可を持つ買取店・リサイクルショップ・遺品整理や回収の業者向けです。
特に、売り先が自由なFCに加盟していて本部査定の返事が遅い店と、FCに入らず少人数で始めた店に向けて作りました。
他社の名前は出ていますか?
出していません。
種類ごとに、各サービスが公開している仕組みをもとに比べています。
料金や扱う品は会社ごとに違うので、使う前に各社に確かめてください。
全部読むのにお金や登録は要りますか?
要りません。
比べ表も、選ぶ流れも、チェック表も、登録なしで全部読めます。


