査定お任せくんコラム

業者向け買取店・古物商・遺品整理や回収の業者のための記事です

買取店・業者向け

【買取店向け】家電の買取で迷った時 製造年・動作・付属品と売り先

冷蔵庫・電子レンジ・テレビが置かれた部屋の写真

家電の値段をつける前に、何を確かめ、どこへ売るか。
確認表と、家電リサイクル法の扱いをまとめます。

冷蔵庫・電子レンジ・テレビが置かれた部屋の写真

先に結論

この記事の結論

  • 家電の買取で迷ったら、製造年・動作・付属品の3つを写真と一言メモでそろえてから、値段と売り先を決める
  • エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目は、家電リサイクル法の対象。リサイクルショップも小売業者として扱われる
  • 引取った品を再び使う時と、製造業者等に引き渡す時で、法律上の扱いが変わる。迷ったら環境省・経産省の案内で確かめる
  • 動かない・部品が欠けている・傷がある、といった所は隠さず先に伝える。そのほうが、値段も売り先も早く決まる

家電の買取で迷った時は、製造年・動作・付属品の3つをそろえ、売り先の見込みを持ってから値段を決めます。

この記事は、品物を買い取る業者の方に向けて書いています。
買取店・リサイクルショップ・遺品整理や回収の業者が、家電の持ち込みで値段をつける前に確かめる所をまとめました。
家電リサイクル法の細かい扱いは、記事の中で出典を示します。
持ち主の方が自分で売る方法の記事ではありません。

家電で迷うのは3つの所

家電は、見た目がきれいでも、買い取ってから困る品が混ざります。
次の3つで、迷いが出ます。

  1. 製造年古い品は、売り先が限られる。いつ作られた品かで、売れ方が変わる。
  2. 動作電源が入るだけでは足りない。冷える・温まる・映る・回る、といった本来の働きが確かめられているか。
  3. 付属品リモコン・説明書・コード・脚や棚板。欠けていると、売値が下がることがある。
店頭のスタッフ

動くかどうか、分からない家電が来た…

お任せくん

製造年と動作と付属品をそろえましょう

買取の前に見る確認表

家電の確認は、見る所を決めておくと、スタッフが誰でも同じ判断に近づけます。
下は、現場で使いやすい確認表の例です。
商品の種類で見る所は変わるので、店の取り扱いに合わせて足してください。

確認する所見る内容写真・メモに残すもの
① 型番・製造年本体に貼られた銘板やラベルの型番と、製造年銘板が読める距離の写真
② 動作電源・本来の働き(冷える・温まる・映る・回る)・異音・においの有無確認した方法と結果の一言メモ。確認できなかった所もそのまま書く
③ 付属品リモコン・説明書・コード・脚・棚板・フィルターなどそろっている物をまとめて撮る。欠けている物はメモ
④ 外観・汚れ傷・へこみ・変色・サビ・においの染みつき全体と、傷や汚れのアップ
⑤ 品目の区分家電リサイクル法の対象4品目に当たるかメモ欄に区分を書いておく

家電リサイクル法の対象品の扱い方

家電リサイクル法の対象は、家庭用エアコン、テレビ(ブラウン管式・液晶式・有機EL式・プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機です。
環境省の家電リサイクル法Q&Aでは、これらの中古品を扱うリサイクルショップや質店も、この法律の小売業者に当たると説明されています。
引取りや引渡し、料金の公表といった義務を負う立場です。

中古品を買った人には、その中古品を販売した者が、引取りの義務を負います。
そのため、対象品を扱う店は、売る時にも、将来の引取りの立場を意識する必要があります。

場面環境省Q&Aの説明店で気をつける所
引取った品を再び使うリユース(再度使用)の場合、小売業者は、収集運搬料金とリサイクル料金のどちらも請求できない引取った品が再び使われる時は、その旨を排出者に伝える
処分する再度使用される場合を除き、小売業者は製造業者等に引き渡す。管理票(家電リサイクル券)の扱いが関わる買取りではなく処分になる品は、別の手順になる
中古品を売った後中古品を販売した者が、引取りの義務を負う対象4品目を売る店は、引取りの窓口になる立場

出典は、環境省の「家電リサイクル法Q&A」の(5)(Q26・Q28・Q30)です。
このQ&Aは制度ができた当初の資料のため、料金や運用は新しくなっている場合があります。
有機EL式のテレビは、後から対象に加わりました。
最新の扱いは、経済産業省や環境省の家電リサイクル法のページ、または家電製品協会の窓口で確かめてください。

なお、電気用品安全法の対象になる電気用品には、PSEマークなどの表示の決まりがあり、販売する店にも関わります。
対象かどうかや中古品の扱いは、経済産業省の販売事業者向けの案内で確かめてください。

家電の売り先は品目で変わる

少人数の店の売り先には、業者オークション・専門業者・ネットの3つがあります。
それぞれに一長一短があります。

  • 業者オークション:ネットで参加できる所もある。商材によって強い弱い、高い低いがあり、熟練が要る
  • ネットの小売:一番高く売れる場合がある一方、在庫を抱えるリスクがある。種類のばらばらな商材を、ネットで売るのは難しい
  • 専門業者:その商材に強い業者なら、即金で買い取ってくれる

専門化していくのが高く売るコツ、というのが現場の感覚です。
家電のように、品目ごとに売れ方が違う品は、家電に強い専門業者に見てもらい、売り先まで決めるやり方が合います。

査定お任せくんは、買取店が撮った写真を、その商材に強い専門業者がオンラインで見る仕組みです。
値段が届き、売ると決めたら、そのまま専門業者に卸せます。
売り先を自分で探さなくてよく、いつものチャットのように使えます。

査定お任せくんの画面で見る流れ

  1. 1写真を送る

    写真を撮る画面。撮る場所の名前の下に写真が並ぶ

    撮る場所はアプリが案内

  2. 2専門業者が真贋と値段

    届いた見積もりの画面。3社の値段と条件が並ぶ

    その商材に強い専門業者が写真で見る

  3. 3選んで卸す

    成約の後の画面。箱の状態と払った額が出る

    売り先を探さずそのまま専門業者へ

画面は見本のデータです
店頭のスタッフ

製造年が古くても、売り先はあるのかな

お任せくん

写真で聞いて、売り先まで決めます

見立ては専門業者の意見で、メーカーの公式の鑑定ではありません。
動作を確かめるものでもありません。

先に伝えると早く決まる

専門業者に出して助かるのは、査定が速いことです。
ただし、大きなダメージがある品は、減額されます。
ここで店の側ができるのは、悪い所を隠さず、先に情報を出すことです。

隠して出すと、減額になり、お互いに遅くなります。
動かない・欠けている・においがある、といった所は、写真と一言で先に添えます。

いま頼めるのは決まった商材だけ

お任せくんは、いまは先行登録の受付中です。
専門業者がそろった商材から、登録の順にご案内しています。
費用は、ベータ版の間は月6,980円(税別)で、先着30店までの価格です。
振込は1回380円(税別)です。

いま依頼できるのは専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。
家電が、すぐ使える商材に入っているわけではありません。
決まった商材から、先行登録の順にご案内します。

よくある質問

家電リサイクル法の対象は、どの家電ですか?

家庭用エアコン、テレビ(ブラウン管式・液晶式・有機EL式・プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目です。
環境省の家電リサイクル法Q&Aでは、これらを扱うリサイクルショップや質店も、法律上の小売業者に当たるとされています。

リサイクルショップが中古の対象品を売った場合、引取りの義務はありますか?

環境省のQ&Aでは、中古品を購入した場合は、その中古品を販売した者が引取りの義務を負うとされています。
最新の運用は、経済産業省・環境省の案内で確かめてください。

再び使う品として売る場合、リサイクル料金は請求できますか?

環境省のQ&Aでは、リユース(再度使用)の場合、小売業者は収集運搬料金も再商品化等料金も請求できないとされています。

家電の確認は、何を見ればいいですか?

製造年と型番、動作、付属品の3つが基本です。
外観の傷や汚れ、品目の区分も合わせて、確認表に残します。

査定お任せくんは、いつから使えますか?

いまは先行登録の受付中です。
専門業者がそろった商材から、順番にご案内しています。
いま依頼できるのは専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。

上山の顔写真

この記事を書いた人

上山

買取店 直営店責任者|買取歴10年

  • リユース営業士
  • 終活アドバイザー
  • 遺品整理士(地区統括会員)

買取の仕事について10年。店舗の現場スタッフから始め、店長、スーパーバイザーを経て、いまは直営店の責任者として、複数の店舗の買取と査定を支えています。

ブランド品・貴金属・時計・洋服などの高額品から、家電・雑貨・家具、楽器・スマホ・ガジェットまで、幅広い品を店頭で見てきました。真贋に迷う場面、お客様を待たせてしまう場面、基準外をどう伝えるかに悩む場面も、現場で何度も経験しています。

このコラムでは、その経験をもとに、店頭で迷った時の見方・伝え方・つなぎ方を、買取店の目線でまとめています。

  • 法令の決まりは、条文を確かめて、条文の番号を添えて書いています。
  • 記事の真贋の見方は、当社の査定基準での見方です。ブランドの公式の鑑定ではありません。
玉城 貴也の顔写真

運営会社の代表

玉城 貴也

株式会社ビープライス 代表|リユース相談本舗を運営

買取の会社で、一般のスタッフから店長、エリアマネージャー、買取の事業部の責任者までを、20代で経験しました。査定も、お客様との商談も、紙の集客も、現場でやってきました。

2011年に会社を立ち上げ、Webの集客を独学で身につけて、宅配買取、店頭の買取店、リユース相談本舗へと広げてきました。

ITやAI、システムが好きで、その好きなことを買取の仕事に生かしています。査定お任せくんは、目利きに自信がない店でも、買取を始められる一歩になるように作っています。

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