
先に結論
この記事の結論
- ブランド品の鑑定を対象にした国家資格はありません(2026年10月時点)。買取店を始めるのに、鑑定士の資格は要りません
- 買い取って売る仕事を始めるには、公安委員会の古物商の許可が要ります(古物営業法 第3条)
- 民間の資格や認定はありますが、持っていても真贋を見分ける力が付くわけではありません
- 目利きに不安がある時は、その商材に強い専門業者に写真で聞く形で、目利きを外に持つことができます
ブランド鑑定士に資格は要るのか。
答えは、国家資格はなく、買取店の開業に鑑定士の資格は要らない、です。
要るのは、古物商の許可です。
この記事は、これから買取店・リサイクルショップなどを始めたい、開業を考える方に向けて書いています。
目利きができるか不安で、資格を取るべきか迷っている方の整理です。
資格の求人や、鑑定士として働く方法の記事ではありません。
国家資格はない許可は要る
ブランド品の鑑定を対象にした国家資格はありません(2026年10月時点)。
ブランド品が本物かどうかを、国が認定した人が決める仕組みもありません。
買取店が出す判断は、その店の基準での判断です。
一方で、中古品を買い取って売ることを仕事にするには、古物営業法に基づく許可が要ります。
許可を出すのは、都道府県公安委員会です(古物営業法 第3条)。
営業所が複数の都道府県にある場合などの申請先は、警察署の古物担当の窓口で確かめてください。

鑑定士の資格を取らないと、買取店は始められない?

資格は要りません。古物商の許可が要ります
当社の査定基準で基準外と判断した品

開業に要るもの・要らないもの
| 項目 | 要るか | 内容 |
|---|---|---|
| 古物商の許可 | 要る | 公安委員会の許可(古物営業法 第3条)。無許可で営業すると、法律に違反します |
| 営業所ごとの管理者 | 要る | 営業所ごとに、古物営業法で決められた管理者を置く(同 第13条) |
| 買取時の本人確認と帳簿 | 要る | 相手の確認や、取引の記録を残す決まりがある(同 第15条・第16条)。細かい要件は法令と警察署で確かめる |
| ブランド鑑定士の国家資格 | ない | 鑑定を対象にした国家資格がない(2026年10月時点) |
| 民間の資格・認定 | 要らない | 業界団体などが出す資格はある。開業の条件ではない |
許可の申請の手続きや、必要な書類は、管轄の警察署の古物担当の窓口で確かめてください。
法令の条文は、e-Govの法令検索で古物営業法を引けます。
民間の資格はあるが目利きは別
鑑定や査定に関わる民間の資格や、業界の認定はいくつかあります。
この記事を書いた上山も、リユース営業士・終活アドバイザー・遺品整理士(地区統括会員)の資格を持っています。
買取歴は10年で、直営店の責任者もしています。
ただ、資格を取ったからといって、真贋を見分ける力が付くわけではありません。
資格は、知識や仕事の進め方の目安になります。
目利きは別の力で、品を見て、基準を覚え、間違えた時の痛手を知ることで育ちます。
目利きに不安なまま買い取ると、損が出やすくなります。
基準外の品を買い取ってしまう痛手は大きく、相場が動く商材では、間違えた時の痛手がさらに大きくなります。
高い品ほど、損の額は大きいのに、利益は少なくなります。
目利きは外に持てる
目利きに自信がない人が、買取店を始める時の選び方は、大きく3つあります。
- 自分で育てる資格や研修で学び、品を見て経験を積む。時間はかかるが、店の力になる。
- フランチャイズの本部査定を使う真贋を本部が代わりに見る。運営のサポートや看板の力も借りられる。
- 専門業者に写真で聞くその商材に強い専門業者に、オンラインで見てもらう。そのまま卸せる。
査定お任せくんは、3つ目の形です。
買取店が撮った写真を、その商材に強い専門業者が見て、当社の査定基準で○・△・×の見立てと、確かめた所が届きます。
値段も同じ画面に届き、売ると決めたら、そのまま専門業者に卸せます。
売り先を自分で探さなくてよく、いつものチャットのように使えます。
査定お任せくんの画面で見る流れ
1写真を送る

撮る場所はアプリが案内
2専門業者が真贋と値段

その商材に強い専門業者が写真で見る
3選んで卸す

売り先を探さずそのまま専門業者へ
買取の経験がなくても、リユース業界を始める一歩になります。
見立ては専門業者の意見で、ブランドの公式の鑑定ではありません。
真贋を断定するものでもありません。

目利きがなくても、買取店は始められる?

目利きを外に持つ形も、選べます
本部査定と外の専門業者を比べた記事は、買取フランチャイズに入る前に(真贋と売り先)にあります。
判定の選び方は、真贋鑑定・真贋判定の選び方にまとめました。
開業前に決める3つのこと
- 許可を取る時期古物商の許可は、営業を始める前に取る。申請は、管轄の警察署で確かめる。
- どんな品を扱うか高いブランド品か、衣類か、幅広いリユースか。商材で、頼れる相手が変わる。
- 目利きをどこに持つか自分で育てるのか、本部査定か、専門業者か。間違えた時の負担も合わせて決める。
いま頼めるのは決まった商材だけ
お任せくんは、いまは先行登録の受付中です。
専門業者がそろった商材から、登録の順にご案内しています。
費用は、ベータ版の間は月6,980円(税別)で、先着30店までの価格です。
振込は1回380円(税別)です。
なお、お任せくんを使えるのは、古物商の許可をお持ちの事業者さまです。
いま依頼できるのは専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。
決まった商材から、先行登録の順にご案内します。
よくある質問
ブランド鑑定士になるのに、国家資格は要りますか?
ブランド品の鑑定を対象にした国家資格はありません(2026年10月時点)。
業界団体などが出す民間の資格や認定はありますが、開業の条件ではありません。
買取店を始めるのに、何が必要ですか?
古物営業法に基づく古物商の許可が要ります。
営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可です(古物営業法 第3条)。
申請の手続きは、管轄の警察署の古物担当の窓口で確かめてください。
資格があれば、真贋は見分けられますか?
資格は、知識や仕事の進め方の目安になりますが、真贋を見分ける力が付くわけではありません。
目利きは、品を見て、基準を覚える経験で育ちます。
目利きに自信がなくても、買取店を始められますか?
古物商の許可を取れば始められます。
目利きに不安がある商材は、その商材に強い専門業者に写真で聞く形で、外に持つこともできます。
査定お任せくんは、いつから使えますか?
いまは先行登録の受付中です。
専門業者がそろった商材から、順番にご案内しています。
いま依頼できるのは専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。

