
先に結論
この記事の結論
- 高額品は、間違えた時の損が大きい。その割に、定番の品は買取価格がだいたい決まっていて、利益は少ない
- 貴金属も時計もブランドバッグも相場が上がっていて、間違えた時の痛手がさらに大きくなっている
- 一番大きい損は、基準外の品を買ってしまうこと。少人数の店ほど、1人で抱え込まない形が要る
- 真贋と売り先を外の専門業者に持てば、1人で全部見なくてもよい形にできる
少人数の店で高額品を扱うなら、真贋の見立てと売り先を、店の外に持つのが一番の守りです。
この記事は、スタッフの少ない買取店・古物商の方に向けて書いています。
高額品は、売れた時の金額が大きい分、間違えた時の損も大きくなります。
限られた人数で、どう守るかを整理します。
高額品ほど損が大きく利益は少ない
高額品の買取には、次の3つの難しさがあります。
- 偽物を買う損が大きいスタッフの査定の間違いで、一番大きいのは、基準外の品を買ってしまうことです。損が本当に大きくなります。
- 相場が上がっている貴金属も、時計も、ブランドバッグも、相場が上がっています。間違えた時の痛手が、以前より大きくなっています。
- 定番の品は利幅が薄い定番の商品は、買取価格がだいたい決まっています。損が大きい割に、利益は取りにくい品です。
つまり、高額品は、損のほうが大きくなりやすい品です。
見立てを間違えない仕組みが、利益より先に要ります。

高額品ほど、間違えた時が怖いです…

損の大きさに見合う守りを先に作ります
当社の査定基準で基準外と判断した品

怖さから起きる悪い流れ
ブランドバッグや時計は、単価が高いぶん、間違えた時の痛手が大きくなります。
その怖さがあると、買取価格を安くしがちです。
価格を安くするとお客様はキャンセルし、悪い評判が立ちます。
これが悪い流れです。
もう1つ、確認で起きやすいのが、待たせる時間です。
大手買取フランチャイズの店では、スタッフがバックヤードに下がってずっと待ち、お客様はスマホを触って待っていました。
何分なら待てるかは、お客様にしか分かりません。
営業力や会話の力が高いスタッフなら、その間にお客様と話せます。
そうでないスタッフには、しんどい時間です。
バックヤードに下がるしかなくなり、お客様は手持ちぶさたになる、という悪い流れになります。
| 少人数の店で起きること | その結果 |
|---|---|
| 1人で真贋も値段も決める | 間違えた時の損が、そのまま店に残る |
| 怖くて買取価格を安くする | お客様がキャンセルする。悪い評判が立つ |
| 確認でバックヤードに下がる | お客様が待たされる。スタッフも会話ができない |
1人で全部見なくていい形にする
高額品を少人数で扱うには、役割を分けます。
店でやることと、外に頼むことを、はっきり分けます。
- 店でやること受付・お客様との会話・見慣れた品の査定・本人確認と記録・預かり書の作成。
- 外に頼むこと迷う品の真贋の見立て。その商材に強い専門業者に、写真を送って見てもらう。
- 売り先は決めておく買った後の売り先を、買う前に決めておく。出口が決まっていれば、買う値段も決めやすい。
査定お任せくんは、この外に頼む役を、その商材に強い専門業者に任せられる仕組みです。
写真を送ると、商材によって、当社の基準で基準内か基準外かの見立てと、確かめた所が届きます。
値段も同じ画面に届き、売ると決めたら、そのまま卸せます。
査定お任せくんの画面で見る流れ
1写真を送る

撮る場所はアプリが案内
2専門業者が真贋と値段

その商材に強い専門業者が写真で見る
3選んで卸す

売り先を探さずそのまま専門業者へ
見立ては専門業者の意見で、ブランドの公式の鑑定ではありません。
真贋を断定するものではありません。
迷った品の預かり方
その場で決められない品は、預かる方法もあります。
店によって方法は違います。
筆者の店では、お客様に預かり書を書いてもらい、連絡の方法と、何日以内に連絡するかを、その場でお話ししています。
預かり書があれば、お客様を長く待たせずに済みます。
スタッフも、焦って値段を出さずに済みます。
基準外を買ってしまったら
基準外の品を買ってしまった時は、お客様に返金の対応をします。
悪質な場合は、警察に相談することもあります。
お客様には、偽物と言わず、当社の査定基準で基準外、と伝えます。
言い方の例は「基準外」をお客様に伝える言い方にまとめました。
少人数の店が決めておく3つのこと
高額品を扱う前に、次の3つを決めておくと、1人で抱え込むことが減ります。
- どこから先は外に聞くか店で決めた金額を超える品や、見慣れない品は、外に聞く、と店のルールにする。
- 誰に聞くかその商材に強い専門業者を、先に決めておく。
- お客様にどう伝えるか預かる時の言葉と、基準外の時の言葉を、スタッフ全員でそろえる。

ルールを決めれば新人でも迷いが減りそう

外に聞く線を先に引けば1人で背負いません
お任せくんの使い方は、依頼者向けの資料で見られます。
査定お任せくんは、いまベータ版の先行登録を受け付けています。
ベータ版の料金は月6,980円(税別)で、先着30店までです。
いま依頼できるのは、専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。
専門業者がそろった商材から、登録の順にご案内します。
よくある質問
高額品の買取で、一番大きい損は何ですか?
基準外の品を買ってしまうことです。
貴金属も時計もブランドバッグも相場が上がっているので、間違えた時の痛手が大きくなっています。
高額品は、利益が大きいのではないですか?
定番の商品は買取価格がだいたい決まっていて、利幅は取りにくいです。
損が大きい割に、利益は少ない品です。
少人数の店でも、高額品を扱えますか?
真贋の見立てと売り先を外の専門業者に持てば、1人で全部見なくても扱えます。
迷う品は、その場で決めず、外に聞く形にします。
迷った品は、どう預かればよいですか?
店によって方法は違います。
預かり書を書いてもらい、連絡の方法と何日以内に連絡するかを、その場でお伝えする方法があります。
基準外の品を買ってしまったら、どうしますか?
お客様に返金の対応をします。
悪質な場合は、警察に相談することもあります。
お客様には、偽物と言わず、当社の査定基準で基準外、と伝えます。
査定お任せくんの費用はいくらですか?
ベータ版の間は月6,980円(税別)で、先着30店までの価格です。
成約ごとの手数料はありません(振込は1回380円・税別)。
いまは先行登録の受付中です。

