
先に結論
この記事の結論
- 専門外の品は、断る前に、その商材に強い専門業者へ写真で聞く。見立てと値段が届いてから、買うかどうかを決める
- 断ると、その場でお客様と品を逃す。自分で値付けして買うと、間違えた時の痛手が大きい
- 手順は5つ。伝える・撮る・聞く・値段を伝える・送る。値段を付けた専門業者に、そのまま卸せる
- いま依頼できるのは、専門業者が決まった商材だけ。そうでない品は、断る判断も残す
専門外の品を断らずに買うには、値段を出す前に、その商材に強い専門業者へ写真で聞きます。
見立てと値段が届いてから買取の返事を出せば、分からないから断る、という形が減ります。
この記事は、買取店・古物商の方に向けて書いています。
買取店・リサイクルショップ・古物商が、自分の店の専門外の品を持ち込まれた時の動き方をまとめました。
断ると機会を逃す
リサイクルショップなどでは、真贋や相場が分からない品は、断る店があります。
取材でも、分からなければ断ることがあり、そこで買取の機会を逃している、という話が出ました。
断ること自体は、間違えて買うよりよい判断です。
ただ、お客様は品を持ち帰り、次に持ち込んでくれる機会も一緒に逃してしまいます。

これはうちの店では分からないな…

断る前に、専門業者へ写真で聞きます
当社の査定基準で基準外と判断した品

3つの動きを比べる
専門外の品を持ち込まれた時の動きは、大きく3つです。
断る・自分で値付けして買う・専門業者に写真で聞く。
並べて比べます。
| 比べる軸 | 断る | 写真で専門業者に聞くお任せくん | 自分で値付けして買う |
|---|---|---|---|
| お客様から見ると | 品を持ち帰ることになる | 専門業者の見立てと値段が出る | 安い値段を出され、キャンセルになることがある |
| 間違えた時の痛手 | ない(買わない) | 迷う所を、外の目で見てもらえる。ただし見立ては意見で、断定ではない | 大きい。品の単価が高いほど大きい |
| 売り先 | ない | 値段を付けた専門業者に、そのまま卸せる | 自分で探す |
| 向く場面 | 専門業者がいない商材や、見ても分からない品 | 専門業者が決まった商材で、店では分からない品 | 見慣れた品 |
自分で値付けして買う場合、間違えた時が怖くて買取価格を安くしてしまう店があります。
すると、お客様はキャンセルし、悪い評判が立つ、という悪い流れになります。
断るのも、専門業者に聞くのも、この流れを避ける方法です。
写真で聞く5つの手順
専門外の品は、次の順番で進めます。
- お客様に伝える専門の者に確認します、値段は確認後にお伝えします、と先に言う。
- 写真を撮る全体・ロゴ・タグ・刻印・金具・傷。悪い所も写す。
- 専門業者に聞くその商材に強い専門業者に、写真を送る。
- 見立てと値段を伝える届いた内容を、お客様に伝える。基準外と出た時の言い方は「基準外」をお客様に伝える言い方にまとめました。
- 売ると決めたら送る値段を付けた専門業者に、そのまま送る。
査定お任せくんの画面で見る流れ
1写真を送る

撮る場所はアプリが案内
2専門業者が真贋と値段

その商材に強い専門業者が写真で見る
3選んで卸す

売り先を探さずそのまま専門業者へ
査定お任せくんは、この5つを画面でできる仕組みです。
商材によって、当社の基準で基準内か基準外かの見立てと、確かめた所が届きます。
値段も同じ画面に届き、売り先を自分で探さなくて済みます。
悪い所も隠さず撮る
スマホ・ガジェットを専門業者に出した経験では、査定の速さが助かった点でした。
一方で、大きいダメージがあれば、値段は下がります。
だから、店の側も、悪い所を隠さずに写真で出すことが大事です。
隠して出すと、後で減額になり、お互いに時間がかかります。
最初から傷や汚れを写しておくほうが、結果が早くなります。

傷も全部撮りました

悪い所まで出すほうが、話が早い
扱う区分は届けてあるか
専門外の品を買う時は、古物商の許可の区分も確かめます。
古物商の許可は、営業所ごとに、取り扱おうとする古物の区分を申請します(古物営業法 第5条第1項第3号)。
この事項に変更があった時は、届出が要ります(同 第7条第2項)。
これまで扱っていない種類の品を扱い始める時は、届け出た区分に入っているかを、先に確かめます。
分からない時は、管轄の警察署に聞いてください。
専門業者がいない商材のとき
お任せくんで頼めるのは、専門業者が決まった商材だけです。
それ以外の商材は、まだ依頼できません。
専門業者がいない商材では、断る判断も正しい場合があります。
無理に買って、間違えた時の損を抱えるより、断って次の機会を待つほうがよい場面はあります。
査定お任せくんは、いまベータ版の先行登録を受け付けています。
ベータ版の料金は月6,980円(税別)で、先着30店までです。
専門業者がそろった商材から、登録の順にご案内します。
いま依頼できるのは、専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。
見立ては専門業者の意見で、ブランドの公式の鑑定ではありません。
真贋を断定するものでもありません。
本物か偽物かの確かめ方は真贋鑑定・真贋判定の選び方に、遠隔で聞く方法の比べ方は遠隔査定・真贋サポートの使い方にまとめました。
よくある質問
買取で、分からない品を断るのは普通ですか?
よくあります。
在庫が多い時や知識が足りない時に、自信のない品を断る店はあります。
間違えて買うより、よい判断の場面もあります。
ただ、お客様と次の機会を逃すことにもなります。
専門外の品は、どうやって値段を決めればよいですか?
自分で値付けして買うと、間違えた時の痛手が大きくなります。
その商材に強い専門業者に写真で聞き、見立てと値段が届いてから買取の返事を出す形があります。
写真は、どこを撮ればよいですか?
全体・ロゴ・タグ・刻印・金具・傷が基本です。
悪い所も隠さずに写すほうが、後で減額になるより、結果が早くなります。
古物商の許可で、専門外の品も買えますか?
古物商の許可は、営業所ごとに取り扱う古物の区分を申請します(古物営業法 第5条第1項第3号)。
扱い始める品が届け出た区分に入っているか、管轄の警察署に確かめてください。
専門業者に聞いて、買った後に売り先がない時は?
査定お任せくんでは、値段を付けた専門業者に、そのまま卸せます。
売り先を自分で探さなくて済みます。
いま依頼できるのは、専門業者が決まった商材だけで、まだ多くありません。
専門業者がいない商材は、どうすればよいですか?
まだ依頼できません。
無理に買わず、断る判断も残します。
専門業者がそろった商材から、順に使えるようになります。

